『メンズセラピスト』は女性セラピストより上手い！？ - 国際資格iTECのセラピストスクール | ブログ | プロのセラピストを育成するスクールを営み様々なコースや授業の様子を紹介しています

イギリス国際ライセンス認定・セカンドキャリアのためのセラピストスクール「マジックハンズ・セラピストアカデミー」の高橋です。

「メンズセラピスト」という言葉ができるということは、すなわち、女性セラピストよりもレア度が高いことが大きな理由ではありますが、根本的に「メンズセラピストが上手い」がなければブームになりません。

実際、「メンズセラピスト」は上手い人が多く、女性のセラピストよりも満足度は高いのでしょうか？

１、丁寧さはまちがいない

私がスパセラピストとしてやってきた経験として間違いなく言えるのは、メンズセラピストは女性セラピストの平均よりもクライアントの扱い方が丁寧です。

なぜ丁寧かというと、クライアントの多くは女性だからです。

女性の素肌に触れる仕事なので、タッチングの仕方、足や腕の持ち上げ方、タオルワーク、そして肌の露出を最小限に抑えるために、女性セラピスト以上に細心の注意を払いながら行います。

そうでなければ女性クライアントに安心して受けてもらうことができないからです。

私もセラピストだったときは、クライアントの多くは女性だったため、特にタオルワークは常に緊張感を持ちながら行っていました。

それともう一つは、セラピストの仕事をしようと考える男性にそもそもガサツな人はいませんね（笑）

私はいろんなスパやサロンに施術を受けに行きます。
その場合のほとんどは女性セラピストですが、
残念ながらタオルワークやタッチングが雑だなあ。。。と感じる人は実は結構います。

セラピストの上手・下手が最も如実に出るのは「タオルワーク」と「タッチング」です。

これはぜひ覚えておいてください。

「タオルワーク」と「タッチング」で経験値もわかります。

メンズセラピストは女性セラピストよりも、「タオルワーク」や「タッチング」など、女性クライアントを緊張感をもって丁寧に扱うため、相対的に満足度が高いと私個人的には感じています。

実際、私がまだセラピーの習いたてのときに、タイのリゾート地にある有名なホテルスパに行き、そこで男性のスパセラピストの方が担当してくれましたが、実に丁寧で施術もうまく、とても感動したのを今でも鮮明に覚えています。

２、力加減の調整がしやすい

メンズセラピストが女性のセラピストよりも物理的に有利な点は、

女性よりも身長が高く、体重も重く、力もあることです。

オイルマッサージは上から体重を乗せて行いますが、
身長と体重がある分、しっかりと圧が乗せることができます。

圧を弱くすることはいかようにもできますが、
圧の強さの最大値は男性の方が女性よりも有利です。

ただ、オイルマッサージは圧が強ければ良いというものではありません。

大事なのは適切なメリハリをつけることです。

３、手が大きいのはGOOD

メンズセラピストがラッキーなのは、女性に比べて手の面積が大きいことです。

手が大きいと包み込まれている感じがし、オイルマッサージの満足度は飛躍的に上がります。

ただし、男性の手は、女性に比べて筋肉質でゴツゴツしているケースが多くあります。

私は小学生のころに野球をやっていたので、手に豆ができて硬くなっている部分があったので、頻繁にヤスリで削っていましたし、セラピストをやっていた時はテニスやゴルフなどの道具を握るスポーツは控えていました。

また、寝るときは毎日ハンドクリームを塗って、その上から手袋をしていました。

このように、メンズセラピストはちゃんと手をケアしよう点も女性以上に繊細なところがあります。

メンズセラピストが女性セラピストよりも上手いか？

その答えを言うと、

セラピストによる

です。

メンズセラピストでもガサツな人はいるでしょうし、

女性の素晴らしいセラピストもたくさん知っています。

セラピーのウマヘタは性別で簡単に分けられるものではありません。

ちなみに、

私がこれまで一番気持ちいいと感じたプロフェッショナルセラピストは女性です。

しかし、平均的に見たときに、女性よりも男性の方がセラピストとして有利な点は多くあるということを今回お伝えしました。

であるにも関わらず、「メンズセラピスト」という言葉がある、つまり男性のセラピストが少ないにはやはり理由があるわけですね・・。

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