『メンズセラピスト』とは? - 国際資格認定のセラピストスクール
イギリス国際資格認定・セカンドキャリアのためのセラピストスクール「マジックハンズ・セラピストアカデミー」の高橋です。
当アカデミーでは男性の方からも多く資料請求や入学のお問い合わせがあります。
男性の入学の可否については、原則可能です。
実際、現在の16期生でもセラピストを目指す男性の方がフェイシャルスキンケアを学んでおられますし、
ここ最近は「メンズセラピスト」と呼ばれる男性のオイルマッサージセラピストも増えてきているように感じます。
かくいう私も、10年以上前まではオイルマッサージやフェイシャルトリートメントを行うスパセラピストでしたが、当時は男性のオイルマッサージセラピストは今ほど数はいませんでしたし、「メンズセラピスト」と言う言葉もありませんでした。
「メンズセラピスト」という言葉が定着し始めた背景にはSNSの影響が大きくあると思います。
一部のメンズセラピストがSNSで自分を積極的にPRをしてきたり、
また、人気のあるメンズセラピストがSNSで取り上げられたりしてきたからですね。
まずなぜそもそも「メンズセラピスト」という言葉があるのでしょうか?
それは、セラピストの仕事は元来、女性が圧倒的に多いからです。
(「女性議員」「女性社長」「女性管理職」という言葉があるのは、議員、社長、管理職は昔から男性が多いからですね)
それではなぜセラピストの職業は女性が多いのか?
「整体師」というとみなさんは男性と女性のどちらのイメージが強いでしょうか?
おそらく多くの人は男性をイメージすると思います。
実際、整体師やドライマッサージは男性が多いですが、それは服の上からできて、クライアントの露出がほとんどないからです。
しかしオイルマッサージは女性に需要が多く、オイルを塗るために肌を露出して、肌に直接触れなければいけないため、女性のセラピストが多いのです。
ドライマッサージ=男性セラピスト
オイルマッサージ=女性セラピスト
という暗黙の棲み分けができていたわけですね。
しかしこれは日本特有のものです。
なぜかというと、以前のブログにも書いたとおり、
西欧ではドライマッサージという言葉はなく、
「Massage」はほとんどがオイルを使うからですね。
それじゃあ海外ではメンズセラピストは少ないのか?というと、そんなことはありません。
男性が普通にオイルマッサージセラピストとして活躍しています。
なぜ日本と海外ではこのような違いができているのかというと、その根拠はわかりませんが、社会的・文化的な違いからきていると私は推察しています。
海外の映画を見ていると、性別に限らずハグやチークキス(頬と頬をつける挨拶)をよく見かけますが、日本にはこの文化はないですよね。かろうじて握手くらいでしょうか。
海外では男女ともにお互いが触れることに対する抵抗感が薄く、むしろ触れることを大切にしています。これが西欧においては男性のオイルマッサージセラピストが普通にいる一つの理由ではないかと思います。
つまり、「メンズセラピスト」言葉は、グローバルスタンダードに照らし合わせると、ある種奇異であり、それは日本と西欧の文化的な違いから生まれた言葉だと考えられます。
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