寒暖差アレルギーはアレルギーではない?解剖生理学から読み解こう!  - 国際資格認定のセラピストスクール

query_builder 2022/04/19
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イギリス国際資格認定校・セカンドキャリアのためのセラピストスクール「マジックハンズ・セラピストアカデミー」の坂巻です。


冬の寒さも和らぎ、近頃は夏日となる日も出てきましたね!

ですがまだ冬のように寒い日もあったりと、天候が不安定な時期ですね!


日中は半袖でも過ごせる陽気ですが、朝晩などは冷え込みが強く、日中の気温の変化も激しいです。


このような時期によく聞かれるのが「寒暖差アレルギー」です。

今回はこの「寒暖差アレルギー」について解剖生理学から読み解いていきたいと思います!

①アレルギーとは?



私たちの身体には「免疫」と呼ばれる機能が備わっております。


これは身体を外敵(細菌やウイルスなど)から守ってくれる防御機構です。

※免疫に関しての詳しい説明は他のブログで紹介しております→ワクチンはどういったもの?


この免疫がある特定の異物(アレルゲン)に対して過剰に反応し、身体に症状として現れてしまうのが「アレルギー」と呼ばれる症状です。


アレルゲンとなりうるものは今の時期なら花粉、年間を通してはハウスダスト(ダニの死骸)などがあります。


それ以外にも食物アレルギーや金属アレルギーなど、アレルゲンとなるものは私たちの日常に多く存在します。



寒暖

②寒暖差アレルギーとは?



では寒暖差アレルギーはアレルギーなのでしょうか?


先述でも述べたとおり、アレルギーとはアレルゲンに対しての免疫反応が引き起こす身体の症状です!


「寒暖差=温度差」です!

ということはアレルゲンに対する反応ではないのです!


寒暖差アレルギーは医学的には「血管運動性鼻炎」と呼ばれております。

温度差が刺激となって鼻の粘膜の血管が広がり、粘膜が腫れることで引き起こされる症状です。



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③寒暖差アレルギーの症状



寒暖差アレルギーの症状は、温度差が7度以上になると出やすいといわれています。


症状としては鼻水・鼻詰まり・くしゃみなどがあります。


くしゃみ・鼻水・鼻づまりは風邪や花粉症、アレルギー性鼻炎などでも生じる症状です。 


しかし!

・風邪には「ウイルスや細菌による感染」

・花粉症やアレルギー性鼻炎には「花粉、ホコリ、ダニなどの原因となるアレルゲンによる免疫反応」

とそれぞれはっきりした原因がありますが、寒暖差アレルギーにはウイルスやアレルゲンは関与していません。


特定のアレルゲンが原因ではないので、寒暖差アレルギーのみを対象にした薬は販売されていませんが、症状が重い場合には、療法として抗アレルギーの内服薬やステロイドの点鼻薬などを用いることもあります。



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④自律神経のバランスの乱れ



寒暖差アレルギーの原因はまだ明らかにされていませんが、一因として自律神経のバランスが関係していると考えられています。


自律神経はアクセルの役割である「交感神経と、ブレーキの役割の「副交感神経とに分けられます。

自律神経はシーソーのように、一報が強くなると一報が弱くなるようなっており、強くなることを「優位」と言います。


例えば

交感神経が優位→血管が収縮し、血圧を上昇

副交感神経が優位→血管が拡張し、血圧の低下

心拍数も交感神経が優位になると増加しますが、副交感神経が優位になると減少します。


このように身体のバランスは自律神経によって適切に保たれており、鼻の粘膜にある血管の収縮や拡張も自律神経によって通常はコントロールされています。


ところが、激しい寒暖差による刺激を受け続けると自律神経のバランスが乱れ、鼻の粘膜の血管の収縮・拡張の調節もうまくいかなくなります。 その結果、鼻水や鼻づまり、くしゃみなどの鼻炎の症状が表れやすくなるのです。



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⑤寒暖差アレルギーの対処法



○体感する気温差を調整する

体温調整をできる衣類を身に着けて気温が高い時間帯や場所との気温差を小さくします。

カーディガンやひざ掛けなどでこまめな体温調整を行うことも効果的です。

太い血管が通っている首まわりはスカーフやマフラーを、手首・足首は手袋や靴下でしっかりと守ることが重要です。


○マスクをする

マスクをつけることで冷気が鼻・のどの粘膜に触れることを防ぐことができます。

特に今は感染症対策としてマスクが必需品にもなっていますが、このような寒暖差アレルギーの対処としてもマスクは一役を担っていますね!


○40℃前後のお風呂に入浴する

適度な温度のお風呂にゆっくりと入浴することは自律神経を整えるのに有効です。

また気持ちが良いと感じるくらいの温度のお風呂はリラックス効果もありますのでとても良いです。


○適度な運動を行う

筋肉をつけることで基礎代謝が上がり、抵抗力がつきます。

また、適度な運動やストレッチによって体の緊張をほぐし、自律神経のバランスを整えることも重要です。


○規則的な生活、ストレスをためない

不規則な生活やストレスは自律神経のバランスが乱れる原因となります。

十分な睡眠をとる、ストレスをためないようにするなどを心掛けましょう。

また自分自身が何かしらのストレス解消法があるのなら定期的にストレスを発散しましょう!



この時期は季節の変わり目で、気候もそうですが体調も変化しやすい時期です。 自分自身もそうですが、お客様でもこういった変化で体調を崩される方が多いので気をつけていきましょう!



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