コロナ禍で日本のマッサージ技術が突如世界から注目された理由 - 国際資格認定のセラピストスクール
イギリス国際資格認定校・セカンドキャリアのためのセラピストスクール「マジックハンズ・セラピストアカデミー」の高橋です。
2020年3月ごろから世界はいわゆる「コロナ禍」入り、感染防止のため、世の中は人と人とのオフラインでの接触を経ちました。
我々セラピストの仕事は当然のごとく打撃となりました。
セラピストの仕事は人の身体に触れることが仕事です。
居酒屋でお酒を飲みながら会話をするのは、まだ飛沫などによる間接的な接触にとどまりますが、
セラピーは直接的な接触を伴って成り立つ仕事です。
それゆえ、スパやリラクゼーション、エステなどはコロナ禍直後は敬遠された商売となってしまいました。
そんな中で、なぜか突如、日本のマッサージ技術が世界のホテルスパなどから注目をされはじめたのです。
世界と日本の「マッサージ」は別物
あなたは「マッサージ」という言葉を聞いて、どんなサービスを想像するでしょうか?
人によっては国家資格の「マッサージ師(按摩師)」による治療を想像する人もいますし、
街中にある「整体」「もみほぐし」をイメージする人や、
ホテルスパなどの「オイルマッサージ」をイメージする人もいると思います。
ところが欧米でのマッサージ(Massage)は基本的に「オイルマッサージ」を意味し、多くの欧米人は「オイルマッサージ」をイメージします。
つまり、日本と欧米では「マッサージ」の文化が異なっているわけです。
日本ではわかりやすくするために、
オイルを使った施術を「オイルマッサージ」、
それに対して、服やタオルの上から施術を行うことを「ドライマッサージ」と言ったりします。
「ドライマッサージ」という用語は日本の私たちの業界用語であって、世界的には全くもって共通語ではありません。
ドライマッサージが注目された理由
ではなぜ日本のマッサージ技術が注目されたかというと、
日本の「マッサージ」「指圧」「整体」「もみほぐし」と呼ばれる技術は服やタオルの上から行うからです。
つまり、直接的に肌への接触を避けられる技術だからです。
欧米でのマッサージはオイルを使った施術があたりまえであるため、直接肌に触れることが原則です。
今回のコロナウィルスに関していえば、
直接的に身体に触れることと、間接的に身体に触れることで、感染リスクがどれだけ違うかについての調査は見たことがありません。
それゆえ、「オイルマッサージ」が「ドライマッサージ」より感染リスクが高いということはできません。
実際のところ、感染リスクは変わらないのかもしれません。
しかし、多くの人間の感覚・感情的には、直接肌に触れる方が感染リスクがあると思うのは当然のことだと思います。
それゆえ、コロナ禍に入って欧米のホテルスパなどでも「シアツ(Shiatsu)」などのメニューが注目されたわけです。
日本には「Dr.ストレッチ」のようにストレッチ専門店なるものもありますが、このような文化も今後は世界で認知されていくかもしれません。
実はコロナ禍で、日本のドライマッサージとは別に「ある施術法」に人気が出ました。
それは次回の記事でお伝えしたいと思います。
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