国際資格がなぜイギリスで発行? - 国際資格認定のセラピストスクール
イギリス国際資格認定校・セカンドキャリアのためのセラピストスクール「マジックハンズ・セラピストアカデミー」の高橋です。
私はセラピストスクールに入学したとき、疑問に思ったことがあります。
「国際資格なのに、なぜイギリスの機関が発行しているのだろう?」
当アカデミーの国際資格は「iTEC(アイテック)」ですが、
国際資格といっているのに発行機関の国はなぜかイギリスです。
国際資格と聞くと、世界保健機関(WHO)のような組織が発行していると考える人が多いと思います。
しかし実際はそうではありません。
国連下部組織主導のセラピスト国際資格というものは存在しません。
セラピストやエステティシャンの国際資格で見ると、次のようなものがあります。
機関 | 設立国 | 設立年 |
iTEC CIDESCO CIBTAC INFA IFA IFPA |
イギリス ベルギー イギリス ベルギー イギリス イギリス |
1947年 1946年 1977年 1978年 1985年 2002年 |
こう見るとイギリスの機関が多いのが分かります。
では、なぜイギリスなのでしょうか?
それは歴史をひもとくと見えてきます。
イギリスは世界の覇権国家
「世界で一番力を持っている国はどこ?」
と聞くと、ほとんどの人が「アメリカ」と答えるでしょう。
たしかにその通りです。
しかし歴史的には全くそうではありません。
世界を覇者は長らくイギリスでした。
ちなみに、
カナダやオーストラリアの国王(国家元首)は誰かご存知でしょうか?
これは意外とわからない方が多いと思いますが、首相や大統領ではありません。
イギリス国王です。
今でいうと、エリザベス女王陛下です。
カナダやオーストラリアから発行されるコインの裏にはエリザベス女王の顔が描かれています。
ニュージーランドも同様です。
オーストラリアやニュージーランドは国旗を見ても、イギリスの連邦国家であったことがよく分かりますね。
オーストラリア | ニュージーランド |
そう、イギリスは世界の至るところに統治する国を持っていました。
みなさんがよく知っている国や地域だと、
・カナダ
・オーストラリア
・ニュージーランド
・南アフリカ
・インド
・シンガポール
・マレーシア
・モルディブ
・ジャマイカ
・香港
などでしょうか。
上記の国も含めて、現在世界にある国で、なんと54もの国がイギリスの統治下にありました。
アメリカも元はイギリスから独立した国ですしね。
文字どおり世界の覇権をにぎった「大英帝国」だったわけです。
しかし、これだけ世界に国があると統治するのも大変です。
それゆえにイギリスは共通の価値・共通のルール・共通の基準を定めていきました。
イギリス発祥で世界共通のものは多いですね。
世界共通の言語とされる英語はまさにそうです。
スポーツもイギリス発祥は多いですね。
サッカー、ゴルフ、ラグビー、テニス、クリケット、ホッケー、乗馬、などなど。
スポーツは共通ルールがあって初めて競技として成立します。
このように、イギリスは歴史的にグローバルスタンダードをつくることに長けた国だったのです。
なぜ国際資格がイギリスなのかがお分かりいただけたでしょうか。
実際、iTECの認定校は世界58の国と地域に広がっています。
詳細を知りたい方は下のリンクをご覧ください。
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イギリス国際資格認定セラピストスクールを東京・名古屋・大阪・広島・福岡で開校
マジックハンズ・セラピストアカデミー
TEL:03-6659-6567
Mail:info@magichands-ac.jp
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